2023年– date –
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【ひきこまり吸血姫の悶々_感想】引きこもり少女コマリ、変人に囲まれつつ見栄を張る
著小林湖底、絵りいちょの『ひきこまり吸血姫の悶々』は、将軍にさせられた引きこもりテラコマリが、今日を生き延びるために見栄を張るファンタジー小説です。主人公テラコマリ、通称コマリはいじめとトラウマから3年間引きこもりを続けていました。 将軍... -
アニメ「ライアー・ライアー9話」の謎解きとキャラクター分析:《影武者》改め《百面相》の暗躍
ライトノベル出身のアニメ『ライアー・ライアー』を、補足しつつ感想を書いていくシリーズの9回目です。 第8話「グッドナイト」は原作3巻の第三章までであり、嵐の前の静けさといえる部分です。ドッペルゲンガー陣営は静観し、強敵と相対することもあり... -
アニメ「ライアー・ライアー8話」の謎解きとキャラクター分析:新キャラクターと嵐の前
ライトノベル出身のアニメ『ライアー・ライアー』を、補足しつつ感想を書いていくシリーズの8回目です。 7話はデートイベントと唐突なテコ入れのギャップがとにかく印象に残る回でした。 第8話「グッドナイト」から五月期交流戦が始まり、物語のスケー... -
アニメ「ライアー・ライアー7話」の謎解きとキャラクター分析:親友と腐れ縁
ライトノベル出身のアニメ『ライアー・ライアー』を、補足しつつ感想を書いていくシリーズの7回目です。 第6話は大半が原作通りの心理戦なこともあり、比較的満足のいった回でした。 第7話「静と改」からおそらく最終回まで1つのイベント、五月期交流... -
アニメ『ライアー・ライアー6話』の謎解きとキャラクター分析:イカサマvs違法
ライトノベル出身のアニメ『ライアー・ライアー』を、補足しつつ感想を書いていくシリーズの6回目です。 アニメ第6話「宝と闇」は、協力者を選ぶ重要性を教えてくれる原作2巻の終盤です。実は原作の情報だと既に決着が付いています。伏線がカットされて... -
アニメ『ライアー・ライアー5話』の謎解きとキャラクター分析:負けてはならない決闘
ライトノベル出身のアニメ『ライアー・ライアー』を、補足しつつ感想を書いていくシリーズの5回目です。 前回は原作を忠実に再現しつつ、2か所の追加部分によってキャラクターの魅力が増していました。 秋月乃愛はどんな策略をもって篠原たちを追い詰め... -
アニメ『ライアー・ライアー4話』の謎解きとキャラクター分析:秋月乃愛は7つ星を嘘と信じる
ライトノベル出身のアニメ『ライアー・ライアー』を、補足しつつ感想を書いていくシリーズの4回目です。 第3話ではゲームの伏線となる尺が削られていた、という不安要素が見られました。第4話では2巻の序章であり、今度こそ伏線を張って次以降へ繋げて... -
【雑記】『負けヒロインが多すぎる!』の聖地巡礼同人誌が売り切れていたという話
当ブログは二次創作小説やライトノベルなどの感想記事を中心に書いています。コミックマーケットや同人誌といった文化に置いていかれている中、面白そうなものが出て売り切れていた。そんな小さな虚しさはともかく、同人界隈として珍しいエピソードを紹介... -
【転生王女と天才令嬢の魔法革命 2巻 感想】アルガルドの願い×アニスフィアの独走
鴉ぴえろによる『転生王女と転生令嬢の魔法革命』は魔法が宗教として根付いた国を舞台としています。第2巻は第1章の後半として、なぜアルガルドはユフィリアとの婚約を破棄したのかというところに注目されました。 本記事では”人でなし”になることを選ん... -
【転生王女と天才令嬢の魔法革命 感想】少女は憧れを叶えまいと実験する
鴉ぴえろによる『転生王女と転生令嬢の魔法革命』は、魔法が宗教として根付いた国を舞台としたファンタジーです。魔法が使えない主人公が、憧れを叶えようと突き進む様子が描かれます。 現世の発想を中世ファンタジーに持ち込む作品は数多くあります。本作...