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湊かなえ「告白」 教師として生徒の殺人を許せるか

『これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学』(2010)を始め、立場による人の倫理観を問う書籍は数多くある。堅苦しい言葉を並べた哲学書から、子どもや児童に向けた絵本まで、それは多くの人に向けて売られている。 今回はそ...
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冲方丁「天地明察」 天の理を探した”春海”の物語

『1年』を正確に求めることは難題です。また1日を決めた暦は祭事や神事、収益に大きく影響します。しかし1日でもずれたとしたら、その暦は使えなくなります。グレコリオ暦でも数千年後にずれが生じるとされ、今でもより正確な暦を研究している人たちがいま...
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朝井リョウ「何者」 SNSの私が変えてくれるのか?

この作品は、現在就職活動中の学生は読まないことをおすすめします。大学生の就職活動を取り巻く、SNSの発言への風刺がふんだんに組み込まれていました。 このページは朝井リョウ作「何者」の感想記事です。第148回直木三十五賞(直木賞...
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伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」 冤罪の闇から逃げ切れるか

青柳雅春は首相を暗殺した犯人にされた。身に覚えのない言い掛かりを偽装され報道される。社会的に追い詰められていく彼の前に手を差し出すのは……信頼を信条とする主人公が、抗い逃走する物語。 伊坂幸太郎作「ゴールデンスランバー」の紹介記事となっています。
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「二度めの夏、二度と会えない君」紹介(後編)、膨らみ続けるずれの先に

 赤城大空作「二度めの夏、二度と会えない君」あらすじの後半となっています。好きだった燐に告白したくない、その思いから智は世界を逆行しました。前半ではタイムリープ前と同様に五人を集めることに成功します。しかし燐との亀裂は徐...
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赤城大空「二度めの夏、二度と会えない君」(前半) たった一言を覆すために

今回は赤城大空作「二度めの夏、二度と会えない君」の紹介になります。 たった一言、縁に立っていた森山燐に伝えてしまった失言。 その日を最後にバンドは、ボーカルを失った。 ”ごめんなさい”くしゃくしゃに書かれた紙を残され、篠原智は不登...
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入江君人「神さまのいない日曜日」 生が途絶えた世界で夢を語る

今回は、入江君人作「神さまのいない日曜日」という作品の感想になります。月曜日に世界を作り日曜日に……という、旧約聖書の天地創造と似た文章から始まる作品です。2013年夏にアニメ化されました。 15年前、人が生死することがなくなった世界...
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「人類は衰退しました」感想、教育機関が滅んだ世界で

今回は田中ロミオ作「人類は衰退しました」の感想になります。 この作品は2012年夏にアニメ化しており、3投身の妖精さん(Wikipedia曰く、声優16名という異例の人数)や毒舌な主人公などが印象に残る作品となっていました。 いわゆ...
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「少女は卒業しない」(後編)最後の放課後、関係の変化

朝井リョウ作「少女は卒業しない」のレビュー後半となっています。 最後の卒業式が過ぎた後の時間。各々の道を進むために異なる道を歩みだす。そんな4組の少年少女を描いた部分になります。 後編では部活動仲間との別れを描く第四章から、夜が...
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「少女は卒業しない」(前編)最期の朝に何を思う

3月25日、時期外れの卒業式が執り行われる。高校が潰れる最後の日に着目した小説、 朝井リョウの「少女は卒業しない」の紹介記事になります。 この本は、小説すばるの2010年4月号から2011年9月号までの7つの短編小説をまとめた作品と...
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