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【質・量双方良し】「元は取れるの?」BOOK☆WALKERの文庫・ラノベ読み放題サービスを試してみて
BOOK☆WALKERは月額1.200円(税抜)で文庫・ライトノベルが1万冊以上(+漫画・一部雑誌)読み放題になるとうたっています。KADOKAWA直営なだけあり電撃文庫やファンタジア文庫といった有名レーベルを確保しており、ピックアップや一気読みといったトピッ... -
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【クロスワールド・スクランブル 感想】盤上の世界で産まれたTSF少女は
雪川轍作「クロスワールド・スクランブル」は魔王に憧れる少年が周りを守るために男に戻ろうとする物語です。正直なところ特徴的な絵柄は人を選ぶものだと思っています。また性転換させた理由も趣味10割でしょう。 しかし、願いを叶える想いの強さや遊戯を... -
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【全てを注いだ9分間】湊かなえ「ブロードキャスト」感想
今まで人生を賭けていたものを失ったとき、人はどう行動するでしょうか。元の道に戻るために足掻くのか、別の道を探るのか。たまたまもらった同級生の推薦から、少年の世界が広がっていきました。 湊かなえ著「ブロードキャスト」は放送コンテストという広... -
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【空色パンデミック 感想】虚構の舞台だとしても守りたい君
本記事は本田誠作「空色パンデミック」の紹介記事です。2000年代に流行ったセカイ系の1作品で、彼女のために嘘の設定だと分かっていても世界を敵に回す物語です。どこからが現実で、どこからが虚構か。解が分からない中でも守りたい者は誰なのか。この作... -
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【ライアー・ライアー 感想】少年たちは誰かのために嘘を吐く
久追遥希著「ライアー・ライアー」は望みを叶えるために嘘を押し通そうとする高校生を描いた学園ものです。ライトノベルの中でも、「如何にゲームを攻略するか」というところに特化しています。 前作「クロスコネクト」からゲーム攻略分野が進化しました。... -
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【優雅な歌声が最高の復讐である 感想】再起こそが最大の復讐である
昨日出来ていたことが出来なくなった。「失ったときに初めて重要性に気づく」とは聞くように、失った際のショックの方が概して大きいものです。特に今まで当たり前だと思っていたのであれば、ダメージはさらに大きくなるでしょう。 樹戸英斗「優雅な歌声が... -
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【検証】本屋大賞ノミネート作品のタイトルは本当に長いのか ver.2022
小説投稿サイト「小説家になろう」のタイトルは本当に長いのか? 本記事の主題:本屋大賞受賞作との比較 【前置き】 タイトルは読者が文章を最初に見るきっかけです。魅力的であればあるほど手に取ってくれやすくなります。故に、どうすれば興味を惹いても... -
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【HELLO WORLD if ――勘解由小路三鈴は世界で最初の失恋をする――紹介】変わってしまった一歩
変化を起こすには、恐れずに最初の一歩を踏み出すということです。そうでなければ、変化を起こすことはできません。 Rosa "Lee" Louise McCauley Parks 公民権運動活動家 本記事は伊勢ネキセ著「HELLO WORLD if ――勘解由小路三鈴は世界で最初の失恋をする... -
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【ペンギン・ハイウェイ_感想】少年は世界の果ての不思議に挑む
昔よりも今、今よりも未来。日進月歩に既知の分野が知られている一方で、新しい謎が掘り起こされています。そんな世界の中であなたは昨日のあなたよりも偉いと言い切れるでしょうか。 今回紹介するのは森見登美彦作「ペンギン・ハイウェイ」です。観察と考... -
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【もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら_感想】居場所を欲した少女が抱いた”真摯さ”とは
「私は、居場所が欲しかった。だからマネージャーになったの。野球部のマネージャーになって、そこに居場所を作ろうと思ったんだ」 65ページより、夢の抱負 事業を続けているうちに間違いなく世代を交代する機会は訪れます。もしあなたがいなくなっても、...