【このラノ2023投票終了】投票したおすすめライトノベル5選 ver.2022

この記事は約10分で読めます。

本記事のポイント

  • このライトノベルがすごい! とは
  • 作者、読者双方のtwitterコメント
  • 個人的に投票した作品5選

このライトノベルがすごい! とは

「このライトノベルがすごい!」(略称:このラノ)とは、宝島社が2004年から続けているライトノベルの勲章です。「このミステリーがすごい!」大賞と同じ企業が運営しており、多くのメディアにて特集が組まれます。具体例1具体例2具体例3

以下の4部門を。昨年9月から1年間の対象作品から選んで投票する形式です。このうち作品部門だけは5作品選択することが必須となります。

  • 好きな作品(5作品)
  • 好きな男性キャラクター(最大3人)
  • 好きな女性キャラクター(最大3人)
  • 好きなイラストレーター(最大3人)

対象者はライターを始めとする関係者および一般読者。2022年の後者は約10000人に達しました。

結果などは11月中旬ごろにガイドブックとして発表されます。

twitterで見かけたコメント(作者編)

一般読者票は人気作や話題作に集中する傾向にあります。しかし名前を覚えているといないで、大きな差が生まれるのも事実です。ランキングに載って読者を増やすため、SNSで広告が行われていました。

#このラノ2023 のツイートから一部を引用しています。

twitterで見かけたコメント(投票者編)

このイベントは作者だけでなく、読者にとっても好きな作品を紹介する機会になっています。

作者編と同じく#このラノ2023 のツイートから一部を引用しています。

おすすめ作品5選

以下の項目では個人的な作品を5つ、作品順で紹介しています。

運命の人は、嫁の妹でした。

偶然から結婚した嫁と運命によって定められた義妹と送るSF系ラブコメディです。顔も見ずに結婚する「ブラインド婚活」によって結婚した主人公。蘇った前世の記憶が、恋愛模様を目まぐるしく変えていきました。

同人R-18ゲームを手掛けていた頃からの強みである、近未来的な平行世界とギリギリの描写に秀でています。

【獅子と兎の対比が映える】逢縁奇演「運命の人は、嫁の妹でした。」感想
逢縁奇演による「運命の人は、嫁の妹でした。」の感想および紹介記事となります。偶然から結婚した嫁と運命によって定められた義妹と送るSF系ラブコメディです。同人ゲーム時代の作品にもみられた、世界崩壊とデレ具合が特色でした。

エンド・オブ・アルカディア

死んでも即時に再生できるようになったおかげで、ドローンより安くなった少年少女が戦い続ける世界。死にきれなかったことをきっかけに生命の価値に気付いていくファンタジー小説です。

社会設定に主軸を置いた分、キャラクター造形を王道に寄せています。展開を含めてバランスの取り方が上手な作品と感じました。

【不死の道具から人間として】蒼井祐斗「エンド・オブ・アルカディア」感想
蒼井祐斗「エンド・オブ・アルカディア」の感想・紹介記事です。死なないようになって、ドローンより安くなった少年少女が戦い続ける世界。死にきれなかったことをきっかけに生命の価値に気付いていくファンタジー小説です。本作に謎解き要素はなく、一直線な展開となっています。特殊な環境の設定を活かすため、敵の心情や主人公とヒロインの描写などを王道設定に寄せていると考えられます。

ミミクリー・ガールズ

人工素体が軍隊で活用されるようになった近未来を舞台に、屈強な兵士が少女の姿でドンパチします。あらすじの通り、本作はTSF、性転換要素が含まれたアクションコメディです。

近未来的な設定の豊富さや、額に撃つことをためらわない特殊部隊ならではの倫理観が魅力です。姿が変わっても変わらない信念を探し出せるのでしょうか。

【強制TSFとガンアクション】「ミミクリー・ガールズ」感想
人工素体が軍隊で活用されるようになった近未来を舞台に、屈強な兵士が少女の姿でドンパチする、TSF要素が含まれたアクションコメディです。かわいい見た目に騙されてはいけません。近未来的な設定や額に撃つことをためらわない特殊部隊ならではの倫理観が魅力です。

Vtuberなんだが配信切り忘れてた伝説になってた

憧れのVtuberになったのに、同期と違って全然伸びない。配信を切り忘れてストゼロを飲んだことをきっかけに覚醒した少女を中心に送るコメディ。鼠径部フェチのイラストレーターが一番常識人なくらい、常識から外れた人たちが揃っています

ハーメルン出身という珍しい経歴から、コメントやマシュマロの質の高さも魅力的でした。

原作HP:https://syosetu.org/novel/228300/

ライアー・ライアー

望みを叶えるために嘘を押し通そうとする高校生を描いた学園ものです。前作「クロスコネクト」に引き続き、ライトノベルの中でも「如何にゲームを攻略するか」というところに特化しています。

物語としてだけでなく自分だったらどう解決するか、考えれ見るのも一興です。

【誰のための嘘ですか】久追遥希「ライアーライアー」紹介
久追遥希著「ライアーライアー」は望みを叶えるために嘘を押し通そうとする高校生の物語です。ライトノベルの中でも、「如何にゲームを攻略するか」というところに特化していると考えています。前作からゲーム攻略分野は順当に進化し背景設定も仕上がっていました。

まとめ

  • このライトノベルがすごい! とは宝島社が運営するライトノベルの勲章である
  • 話題性の大きさから、作者と読者の両方から注目が集まる
  • ハッシュタグ#このラノ2023を通したtwitterコメント
  • 個人的に投票した、2022年に発売されたおすすめ作品5選

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました