豊橋の聖地探訪!「負けヒロインが多すぎる!」の舞台を巡る

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本サイトでは雨森たきび・いむぎむる『負けヒロインが多すぎる!』について感想記事や地元民による解説記事を投稿してきました。

いつの間にかアニメ化も決定し、JR豊橋とのコラボも恒常化してきています。

今回はその中から電車経由で豊橋駅を訪れたと仮定して、行って欲しい場所・食べてもらいたいものを中心に紹介していきます。

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目次

豊橋へのアクセスについて

豊橋市は、愛知県の東南端にあって、東は静岡県と接し、南は太平洋、西は三河湾に面しており豊かな自然と温暖な気候に恵まれたところです。また、東京と大阪のほぼ真ん中にあり、アクセスも良く渥美半島や東三河地域への玄関口としての役割を担っています。

豊橋の概要|豊橋のこと|【公式】豊橋観光コンベンション協会|豊橋の観光情報

豊橋市は東海道本線の経由地点かつ国道1号線の進路上にあり、こだま(一部ひかり)の新幹線が停車します。

新幹線を利用する場合、東京駅と大阪駅では条件で変わる中間的な位置です。

  • 東京駅から豊橋駅 ひかり1時間27分、こだま2時間5分
  • 新大阪駅から豊橋駅 ひかり1時間32分、こだま1時間42分名駅乗継およそ2時間10分

名古屋駅を乗り継ぎすると名鉄(名古屋鉄道)本線の(快速)特急を利用できます。

名古屋駅を経由して豊橋駅を目指す場合、本数は同じなのでより速い名鉄の利用をJR東海よりおすすめします。

東京駅から行こうとする場合、間違っても特急以下はおすすめしません。静岡に特急が碌に走っていないため片道5時間以上かかります。金銭的に貧しい人を除き、新幹線を推奨します。

豊橋から県外につながる路線はもう1本(JR飯田線)あります。

しかし、あちらは特急伊那路が車に負けるという検証があるくらい時間がかかる秘境路線です。

もっくる新城や焼塩の地元新城市に向かいたい場合、前提から崩れますが車もしくはバスの利用を強くおすすめします。

隣1豊川市には東名の、隣2新城市には新東名のインターチェンジがあります。

豊橋駅周辺「負けヒロインが多すぎる!」に関係する観光施設

愛大前周辺と渥美線:合宿時の集合場所および高校周辺

合宿時の集合場所として扱われた愛大こと愛知大学。たまに国公立と間違われる私立大学です。

ローカル線渥美線の中には「愛知大学前」という名前通りの駅があります。

豊橋市は全国で珍しく路面電車を運行しています。
こちらは市内線と呼ばれており、間違えて乗らないように確認してから乗車してください。

なお、『負けヒロインが多すぎる!』の舞台であるツワブキ高校は時習館高校がモデルだと推測されます。

  • 渥美線周辺の高校である
  • 焼塩の学力で入学が出来ないと不安視されていた(2巻より)
  • 県内有数の進学校である(2巻より、時習館高校の偏差値は70付近で東三河最高値
  • ボードゲームカフェが最寄り駅近くにある(4巻より、ボードゲーム&カフェDEJANAのこと)

もしこれが真実だとすれば、228人中135位の八奈見の成績は進研模試で60以上(MARCH~旧帝大下位)となります。

いつも食べててあほの子疑惑を持たれかねない八奈見杏奈ですが、実は受験を勝ち上がってきたインテリです。

ましてや上位陣の方々は東京京都を受けるよう言われるくらいの秀才です。

なお、時習館高校に入学の際は内申点43/45、受験テスト90/100が1つの目安です。

精文館書店本店:豊橋における本探しのメッカ

1923年に創業された豊橋市発祥の書店であり、東三河の民にとって、書店≒精文館というくらい生活と密着しています。

作中に出てきた精文館は駅から徒歩2分の位置にある豊橋本店で、東海地区屈指の売場面積を誇る4階建ての建物となっています。

2軒隣にメロンブックス、目の前にブックオフ(+駅地下にアニメイト)が構えており、日々しのぎを削っているのでしょう。

豊橋本店の特徴として、文具館・コミック館が1フロア占領していることが挙げられます。

1巻中の挿絵はコミック館のライトノベル新刊コーナーとKADOKAWA系列の文庫棚の間を描いています。

再現度が非常に高く、一目でどの棚か判別することができました。

1巻の感想記事を書いた2022年12月時点、挿絵近くにサインと特典付き書籍が置かれています。

2024年2月には特設コーナーが作られ、更に進化を果たしていました。

補足:小鞠、朝雲らと行ったクレープ屋が精文館の隣にあります。表通りではなく、コンビニと精文館の間(商店街)側にある点に注意です。
素朴でリーズナブルな価格なので、精文館書店を訪れた際はついでにご利用ください。

とよはしプラネタリウム 豊橋市視聴覚教育センター・地下資源館

綾野がダブルデートを提案し、主人公温水が選んだ場所です。豊橋駅からJR東海本線で1駅先にある、二川駅が最寄り駅です。

世界の鉱物・鉱石、金属材料、地下資源、海洋開発、エネルギーが展示されています。館内入口は三重県の紀州鉱山の坑道を模したものになっており、坑夫の人形も置かれおり、鉱山鉄道の車両等が展示されています。また、併設の豊橋市視聴覚教育センターには直径17メートルのプラネタリウムがあり、親子で楽しむことができます。

豊橋市地下資源館と豊橋市視聴覚教育センター

視聴覚教育センターはオリジナルの手作り科学実験を中心に設置されています。

実際大人が行っても面白い施設なのですが、おしゃれした八奈見にとっては不満げな場所でした。

結局八奈見も楽しんでいるあたり、この施設の魅力が伝わってきます。

2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊は愛知県豊橋市出身(1歳で東京に転居)です。
その縁から視聴覚教育センターには生前に記したものが残っています。

のんほいパーク

のんほいパーク、正式名称豊橋総合動植物公園は負けヒロインが多すぎる!の聖地であり、地元民にとって貴重な動物と触れ合える場所です。

アクセスもJR東海道線で豊橋駅から1駅(二川駅)と近い点も助かります。

”総合”という名前が付いているだけあり、動物園や植物園、博物館、遊園地など多くの機能を兼ね備えています

それでいて大人600円、小中学生100円と非常にリーズナブルな価格で楽しめます。

上で紹介した『豊橋市視聴覚教育センター・地下資源館』と同じ最寄り駅なので、食べるのは豊橋駅・遊ぶのは二川駅と豊橋~二川の2駅間だけで十分楽しめるでしょう

浮いた料金は八奈見杏奈のごとく、食費やお土産代に回してあげてください。

豊橋駅周辺「負けヒロインが多すぎる!」に関係する食べ物

豊橋風カレーうどん:妹が作っていたメニュー

残りのルーを美味しく食べてもらうため、底にご飯+とろろが入った豊橋名物です。

全国1位の生産量を誇る、うずら卵も必須となっています。

発祥が2009年と遅く、お隣豊川市では約200年の歴史がある「いなり寿司」をB級グルメとして負けてしまっています。

駅内部(カルミア)でも食べられるので試してきました。1食1,000円で盆一杯のサイズが登場しました。ルーはカレーうどんらしく汁っぽいものを使っています。炭水化物×炭水化物なので仕方ないのですが、ものすごくお腹がいっぱいになりました。

ブラックサンダー:杏奈が食べようとしていたパフェの具材

作中ではパフェになっていたところを杏奈が食べようとしていたお菓子です。

名前の由来は公式曰く、材料のココアクッキーや見た目の黒さから「ブラック」、子供に人気なもの=戦隊モノというイメージから「サンダー」だそうです。

豊橋市のローカル菓子メーカー有楽製菓の主力製品なのですが、大学生協やとある体操選手をきっかけに全国的に流行しました。

数年たってもその勢いは衰えておらず、2017年には「マックフルーリー ブラックサンダー」が期間限定で登場したり、2022年11月にはコメダ珈琲店が「シロノワールブラックサンダー」を販売したりしています。

その他商品に唯一掲載された「チョコケーキ」を知っている人はどれだけいるでしょうか。

うずらおよび卵を使用したお菓子

うずらはキジの仲間で、戦国時代には鳴き声を競い合う『うずら合わせ』が行われていました。

この時代から日本で飼われるようになり、家禽として今でも育成されています。

豊橋養鶉農業協同組合によると、以下の理由からうずら卵のおよそ6割を豊橋市で生産しています

  • 気候温暖で飼育に適している(冬場の保温や換気が必須)
  • 元来、養鶏が盛んで関連産業としての飼料・設備業者等が多い
  • 交通の便の良さ

豊橋穂の菓は、愛知県豊橋市の洋菓子ブランドで、豊橋市の特産品であるうずら卵を使用した商品が特徴的です。主要な商品として以下のものがあります。

  • おつつみフィナンシェ メープル味:豊橋産うずら卵を使用したホイル焼きのお菓子で、カナダ産メープルシュガーをたっぷり使い、包みを開くと甘い香りが広がります。中には甘いカスタードクリームが入っていて、口どけもまろやかです。
  • 豊橋うずらサブレ:これも豊橋産うずら卵を使用した商品で、あえて粒感を残した食べ応えのあるザクザクとした食感は満足感をもたらします

インターネットでの通販(リンク先:公式HP)の他、三河地方・浜松の各地お土産屋で購入できます。

電車経由で聖地巡礼で訪れた方は、新幹線口横の見やすい位置に鎮座しています。

もちろん道の駅とよはしでも売っています。一目で豊橋名産と分かるので、私は職場への帰省お土産として利用しました。

2巻(サブレ)、3巻(フィナンシェ)に分けて主要製品を2種類とも出してくれました。

豊橋周辺 「負けヒロインが多すぎる!」聖地観光案内まとめ

本サイトでは雨森たきび・いむぎむる『負けヒロインが多すぎる!』について感想記事や地元民による解説記事を投稿してきました。いつの間にかアニメ化も決定し、JR豊橋とのコラボも恒常化してきています。したがって本作が盛り上がる限り、聖地への需要も増えてくれると期待しています。

今回はその中から電車経由で豊橋駅を訪れたと仮定して、行って欲しい場所・食べてもらいたいものを中心に紹介していきます。その他豊橋周辺の特徴については参考記事を参照してください。

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