【異世界恋愛小説_感想】大悪党、娘になりました

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こう「大悪党、娘になりました」は大悪党が自身を討伐した騎士団長の娘になり、呪われた瞳の王族と契りを結ぶ異世界恋愛です。主人公のオーヴァンは悪事の限りを尽くし処刑されました。騎士団長の娘ソレイユになり、馬鹿親から逃げるためにわがままな娘を演じます。『お金持ちと結婚したい』とんでもない要求まで騎士団長は叶えてしまいました。親として結婚を否定して欲しかったため、あえて呪われた瞳を持つ王子レジスと出会わせます。しかし、大悪党にとって瞳は輝かしいものでした。

 素直にロタールを「お父様♡」って呼びたくない。デロッデロに解けた顔で「ソレイユたん♡」って呼ばれるのもとてもいやだ。きもちわるっ!

 ソレイユ、オーヴァン前世の記憶の所為で生まれたときから反抗期。

(ならどうする? 復讐とまで言わなくても仕返しとか、嫌がらせは絶対したい。抱っこの恨みは根深いぜ。それにあのデロッデロな状態で日常を過ごしたくない。キモい通り越して怖い)

本作の魅力は悪党の精神によって救われた青年と、恋する乙女の悪さに集約されるでしょう。騎士団長ロタールは終始愛娘への愛情が極まっており、青春時代になっても反抗期から変わっていません。レジスを策略で殺されかけたことをきっかけに、遂にソレイユは縁を切ることを決意しました。宝物から王子候補へ。レジスの略奪愛を断って遠方まで奪い取ることを誓った姿は、正規大悪党でありTS要素による精神的変化の表れでもありました

TS転生した少女の精神が変化した描写が好きな人、王道な恋愛作品が好きな人へおすすめできる作品です。

目次

「大悪党、娘になりました」小説情報

基本情報

あらすじ

大陸中に悪名を轟かせた大悪党オーヴァン。騎士団の奮闘の末、捕縛され処刑された彼は、オーヴァン捕縛の指揮を執っていた騎士団長の娘に転生してしまった。よりにもよってそこか…!しかも宿敵は見ていられないほど親馬鹿に。なんてウザいんだ…!いろいろ納得いかないが生前の恨みを晴らすべく、大悪党オーヴァン改め騎士団長の愛娘ソレイユは父親に復讐を誓う…が、いや復讐っていっても大悪党だったからな、処刑とか仕方ないし。悪党だった自覚しかない。それに騎士団長(父親)が没落したら娘のソレイユも没落…え、心中とかいやなんですけど…でもなにもしないってのもな…ざまぁがしたい…父親だけが辛い、娘に可能な復讐ってなんだ?父親だけにダメージが入る行為…ハッ!
なるほど、お嫁さんか。

父親への嫌がらせで早く結婚して家を出たい娘 VS ずっと家に居て欲しい父親 VS 思いがけず手に入れた婚約者を絶対逃がしたくない男 ファイッ!!

https://ncode.syosetu.com/n1131ib/

主要登場人物

ソレイユ(オーヴァン)

大陸中に悪名を轟かせた大悪党で、激闘の末数年前に処刑された。

怨敵の娘に転生し、精一杯嫌がらせをしてやろうと誓う。

ロタール・ダウマニア

オーヴァンを打倒した元騎士団長で『英雄』という異名を持つ。

娘ソレイユへはとてつもなく甘く、伝説の一品だろうが差し出してしまう。

レジス

魔眼と恐れられる紫の瞳『悪魔の目』の持ち主で、第一王子ながら継承権なしの捨て駒とされていた。

そんな伝承を恐れないソレイユに惹かれ、自立していく。

「大悪党、娘になりました」ストーリーPickup

以下ネタバレ注意です。

因縁の敵ロタールとの新たな関係

オーヴァンはソレイユになり、ロタールとの関係は因縁の相手から馬鹿親に変化しました。

男性人格な点を差し引いても、赤ん坊に異常なまでに甘えてきてその度に馬鹿力で体を痛めてくる奴を好きにはなれません。

さらに欲しいものをねだると、どんなに高価なものであろうとも伝手で持って来てしまいます。

大盗賊の誇りすらも砕いてくるような行為に対し、せめて嫌われようと我がまま少女になったのも無理はありません。

呪われた王子様との出会い

 父親が困って、母親が困らない仕返し方法。

「おとうさま、わたし、おかねもちのオヨメサンになりたい!」

「ギョエーッ!」

「あなた!?」

 ロタールは奇声を上げながらひっくり返った。

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かつてのように搾取する側に回らないため、「金持ちの嫁さん」という夢は自制を兼ねた上手な欲求でした。

ロタールはこんな無茶な要望も叶えて来てしまいました。それも、自分にとって得になるであろう方法で。

彼が持ってきたのは悪魔の目を持つ第一王子レジス、いわゆる訳アリ物件という案件でした。

しかしソレイユにとって悪魔の目は大層きれいに映り、瞳を褒められたレジスにとってソレイユは輝いて見えました

そうして父が嫌がる許嫁関係が成立し、ソレイユたちはすくすくと育っていきます。

優秀に育ちすぎて

許婚になって13年経った18歳のとき、未だにロタールはソレイユの親離れが気に入りません。

優秀な王子として育ったレジスに対して、第二王子派を唆すことでソレイユを誘拐し抹殺を図りました。

しかし悪事には敏感なソレイユです。ロタールが裏に繋がっていると分かっています。

安寧を求めるため、少女はさらわれるのではなく王子様をさらうと宣言しました。

「大悪党、娘になりました」まとめ:大悪党から悪役令嬢へ?

かつてのオーヴァンは大悪党でした。盗れるものは何でも得て誰よりも傲慢だったと記されています。

ソレイユは果たしていわゆる悪役令嬢と言えるでしょうか。Copilotに要素を聞いたところ、ヒロインが彼女である以上悪役令嬢になり得ないようです。誰かを陥れようともせず、他人の感情も理解しています。

自分自身の利益を最優先する点は転生前から変わっていません。しかし、全方位を向いていた矢印がレジスただ一人に変化したのは大きな差でしょう。

性転換(TS)要素で大切な、精神的変化の要素が大きくみられた作品でした。

  1. ストーリーの役割:物語の中で、悪役令嬢はヒロインと対立する存在として描かれることが多いです。
  2. 性格:悪役令嬢は、高慢で傲慢、自己中心的、または陰険な性格を持つことが多いです。
  3. 行動:悪役令嬢は、ヒロインや他のキャラクターに対して悪意のある行動をとることが多いです。
  4. 社会的地位:悪役令嬢はしばしば高い社会的地位を持っており、その地位を悪用することがあります。
  5. ジェラシー:悪役令嬢は、ヒロインが主人公の愛情を得ることに嫉妬することが多いです。
  6. 恋愛の競争:悪役令嬢は、主人公の愛情を巡ってヒロインと競争することが多いです。
  7. 悪意のある計画:悪役令嬢は、ヒロインや主人公を陥れるための計画を立てることがあります。
  8. 無理解:悪役令嬢は、他人の感情や立場を理解するのが苦手なことがあります。
  9. 利己的な動機:悪役令嬢の行動は、自分自身の利益を最優先することが多いです。
  10. 過去のトラウマ:悪役令嬢が悪役となる背景には、過去のトラウマや苦難が関係していることがあります。
Copilot GPTより悪役令嬢が悪役である理由

こう「大悪党、娘になりました」は大悪党が自身を討伐した騎士団長の娘になり、呪われた瞳の王族と契りを結ぶ異世界恋愛です

本作の魅力は悪党の精神によって救われた青年と、恋する乙女の悪さに集約されます。

TS転生した少女の精神が変化した描写が好きな人、王道な恋愛作品が好きな人へおすすめできる作品です。

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