笑えるシチュエーションの定番、ハーメルンでの勘違い作品10選【2023更新版】

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投稿小説で「笑える場面」のいい例といえるのが、勘違いネタです。今回は読者を笑わせる名作10編を選びました。本当は違うのに間違って理解している設定から、想定外の出来事がどんどん広がっていくのが見所です。

小説投稿サイトハーメルンの特長

ハーメルンの強みは主に3つあります。

  • 二次創作小説の割合 86,000件以上と二次創作作品が90%近くの圧倒的な割合を誇っています
  • 警告タグ(ハーメルンでは共通タグ) 赤タグで統一することで警告タグが仕事をしており、検索段階であらすじが出ることから間違えて読むことを防いでくれます
  • 感想欄 ネタに富んだコメントが多く、通報機能も優秀なためコンテンツの1つとして楽しめます。

他サイトとの比較については下の記事を参考にしてください。

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目次

勘違い要素とは – 小説を盛り上げる秘密兵器

小説における勘違い要素とは、登場人物が事実と異なる判断や思い込みをしてしまう設定のことです。

単なる誤解やすれ違いとは異なり、勘違いには「予想外の驚き」や「コミカルな効果」を演出できるメリットがあります。

例えば、勘違いから想定外の出来事が起きることで、意外性のあるプロットツイストを引き起こせます。読者を驚かせることが可能です。また、勘違いするキャラクターの心中を描写することで、コメディタッチで人間ドラマを表現できます。勘違いから生まれる滑稽なシチュエーションは笑いを誘うでしょう。

プロットツイストとは

プロットツイストとは、物語中の出来事の展開に予期せぬ変化をもたらす急展開のことです。

具体的には以下のような特徴があります。

  • 事前の予想を裏切る意外な結末や展開をもたらす
  • 登場人物や読者を驚かせる劇的な変化
  • 物語の流れを一変させるほどのインパクト

要するに、事前の暗示や展開から予想される結末とは異なる衝撃的な出来事が起こり、物語全体の流れが変わる劇的瞬間のことをプロットツイストと呼びます。

直前までとは違う新たな事態が発生することで、意外性と驚きを演出できる手法です。小説や映画でよく使われています。

一方で勘違い要素の過剰な使用は不自然さを出しかねません。展開が複雑になるため、人間関係が見えづらくなり勘違いの面白みが薄れてしまいます。また、パターン化して飽きられたり展開を予想しやすくなります。

つまり勘違い要素を効果的に使いこなすには、メリットを理解したうえでデメリットにならないような配置に気をつけることが大切です。

ハーメルンで大ヒットした勘違い要素がある小説3選

ハーメルンでの総合評価が高い順から、紹介できるほど読んでいる作品を掲載しています。

リィンカーネーションダービー ‐新人トレーナーがんばる‐

原作:ウマ娘プリティーダービー、警告タグ:オリ主, 転生

 その男には前世の記憶があった。
 その男が生まれ変わった世界にはウマ娘という存在がいた。
 だが、その男は競馬も競走馬もほとんど知らなかった。
 その男が新人トレーナーになった時、一人のウマ娘に出会う。
 そのウマ娘の名前はハルウララ。
 競走馬をろくに知らないその男でも、聞いたことがある名前だった。
 だからこそ、その男はハルウララをスカウトした。
 そしてその男はハルウララを育成し始めて思った。
「え? 競馬を知らない俺でも名前を知ってるぐらい有名なんだし、ハルウララってすごいウマ娘じゃないの?」

 この物語はウマ娘を知らず、競馬もほとんど知らない凡庸な男がウマ娘の世界に転生して新人トレーナーとして頑張る話である。

リィンカーネーションダービー ‐新人トレーナーがんばる‐

転生した理由をウマ娘だと考えた転生者が、ウマ娘から信用されない新人トレーナーとして頑張る現代ファンタジーです。勘違い要素はタイトル通り、ハルウララを最強クラスの名馬だと考えた点でしょう。当然有名馬からのオファーを受けたトレーナーは、必死でスカウトしました。しかし、訓練を積んでいくにつれて彼女の実力の低さが晒されていきます。しかし、彼はハルウララの健気な姿に惹かれ、次第に勝たせたい想いが強まっていきました。

ハルウララが負けても彼女のせいではなく、自分の実力不足だと考える。勘違い分野で総合評価1位を取るだけあり、読みやすく不快感を与えない文章をしていました。

ポジティブ思考のトレーナー&ウマ娘を見て微笑みたい方、負けても輝く少女が好きな方におすすめできる作品です。

迷宮狂走曲~RPG要素があるエロゲのRPG部分にドはまりしてエロそっちのけでハクスラするタイプの転生者~

原作:オリジナル、警告タグ:残酷な描写, 転生

強○、異種○、リョ○に溢れたエロゲ世界で、エロなんて見向きもせずにひたすらダンジョンに潜るアホな転生者が、周囲に「ぶっちぎりのイカれた奴」だと勘違いされながら「最強」と「ダンジョン制覇」だけを追い求める物語。

迷宮狂走曲~RPG要素があるエロゲのRPG部分にドはまりしてエロそっちのけでハクスラするタイプの転生者~

ゲーム知識を完全に覚えた主人公が、エロゲ―なのにひたすらダンジョンをゲーム感覚で攻略していく異世界ファンタジーです。負けたら老若男女関係なく尊厳を破壊される。だからダンジョン内で絶対に体力が0にならないように、徹底的に防具で身を守り、体力が上がるスキルが必須とされる世界観です。しかし、主人公は背水スキルのために自ら体力を削り、ドロップ厳選のためにボスを殺しては復活させるを繰り返し、師匠を殺したモンスター種をトラウマから根絶させ……プレイヤーがゲームだからしてきたことを、命を賭けていともたやすくしていきました

勘違い要素は原作主人公一行とのやり取りからです。師匠は勇者パーティーの内の1人の姉なのです。師匠の教えを順守する主人公の姿勢が、彼らに師匠の関係者なのだと思わせました。

仮想的なゲームを攻略していく主人公と周りの常識のギャップを楽しめるだけでなく、本作は設定も練り込まれています。実はタイトルを変えて書籍化されていました。ネット版でも十二分に笑える作品でハーメルンのギャグ要素で屈指の出来だと考えています

ソシャゲで人気投票1位にならないと帰れない!

原作:オリジナル、警告タグ:R-15, ボーイズラブ, ガールズラブ, オリ主, 神様転生, 残酷な描写, 転生, 性転換

ソシャゲ世界にTS転生!家族や友人のいる元の世界に帰るには、ソシャゲの人気投票で1位にならなければいけないらしい!
ふざけんな!でもやるしかない!…そんな物語。

ユーザーの皆々様に全力で媚びて媚びて媚びまくって、いずれ目指すは人権キャラ(水着)!

なお、プレイヤーたちからの愛称は「ママ」になる模様。

ソシャゲで人気投票1位にならないと帰れない!

妹の病気を治すため上位者の誘いに乗り、人気になるために振舞う異世界ファンタジーです。ソシャゲ界隈でどちらの性別が興味を惹くか、どんな路線であればキャラ被りしないか。プレイしていた段階までの記憶を掘り起こし1つの結論に達します。元カノ、許嫁、幼馴染……すなわち『過去の女属性』です。ソシャゲの主人公は異世界転移しており、普通は満たされません。そこの穴をついて『主人公を異世界から取り戻す』概念精霊として顕現したのでした。

知らず知らずのうちに多くの人物と交流し深読みさせる。あちらの世界のプレイヤーに勘違いさせる作風となっていました

使命のために演じるキャラクターが好きな人、ソシャゲ世界に思い入れのある人におすすめです。

ハーメルンでおすすめの勘違い要素がある完結小説7選

個人的なブックマークの中から、おすすめの完結作品を紹介していきます。

ハーメルンでの総合評価が高い順に掲載しています。

メインヒロイン面した謎の美少女ごっこがしたい!

原作:オリジナル 警告タグ:性転換

ハーレム入りしない不思議な立ち位置のヒロインごっこがしたい!

メインヒロイン面した謎の美少女ごっこがしたい!

英雄となっている親友に対して、謎の美少女ごっこがしたい。よこしまな思いから主人公はオーバーテクノロジーの変身アイテムを作り上げ、謎の美少女コクとして親友をたぶらかしたかった現代ファンタジーです。当初はボロが出まくっていたコメディです。しかし、本物の謎の美少女を保護したことをきっかけに、自己犠牲を強いられるバトル展開が追加されます。周りを大切にしつつ軸がぶれない主人公の姿勢が特長で、勘違い要素は主人公の自己意識の低さに由来していました。

コメディ要素とヒロインが主人公をからかう展開が好きな人、自己犠牲的に周りを守る、弱者の主人公が好きな人におすすめします。

遍く総べては『ちさたき』のために

原作:リコリス・リコイル、警告タグ:R-15, ガールズラブ, オリ主, 残酷な描写, 転生, 性転換

ちさたき大好きなTS転生者がちさたきを成すために頑張るが、思ったより愛の重く育ってしまった千束と思ったより尊敬の念を持ってしまっていたたきなのせいでまっっったく上手くいかずに無事百合の間に挟まれるお話。

遍く総べては『ちさたき』のために

百合関係を成立させるために頑張った結果、信用度を稼ぎ過ぎた転生者のコメディです。吉松から『才能の理解者』と思われるほど、彼女たちの仲を成就させるためならば自殺をいとわない狂信性を有しています。本作の勘違いは好感度調整につきます。自分はいなくても物語は成り立つ。原作好きな転生者特有の考え方が、登場人物の多くをより良い方向へ変えていきました。

本作は『ちさたき』に尊さを感じた人、別世界線のリコリコに興味のある人に向けた作品です。

TS転生悪役令嬢は、自分が転生した作品を勘違いした。

原作:オリジナル 警告タグ:R-15, ガールズラブ, 残酷な描写, 転生, 性転換

自分を乙女ゲーの悪役令嬢だと思いこんでいるTSアホアホ転生者、別ゲーの同名キャラに転生していることに前世の記憶が歯抜けだったせいで気が付かないまま本編に突入。

 なお、実際に転生した別ゲーはメリバ上等の鬱百合ゲーの模様。

TS転生悪役令嬢は、自分が転生した作品を勘違いした。

前世のなんとなくの感覚と記憶を引き継いだ主人公ミリアが、鬱百合ゲーの雰囲気をぶち壊していくファンタジー小説です。姉にすすめられた乙女ゲームの悪役令嬢と、かつての自分が好きだった尊厳破壊されるパートナー。同じ『ミリア・ローナフ』だったことに気付かず、主人公は善性のままに生きていきます。転生タイトルを間違えた大きな勘違いがミリアの楽観的な性格と、特別な人間関係を創り出しました

勘違いのままに人生を謳歌する主人公が好きな人へすすめる物語です。

Skull

原作:家庭教師ヒットマンREBORN!、警告タグ:残酷な描写, 転生, 憑依

彼は狂ったお人だ。
彼は残酷で非道なお人だ。
彼は孤高であり続けるお人だ。 
彼は死神に嫌われているお人だ。
ああ、ああ、なんて恐ろしく、美しいのだろうか。

『この世に生まれ落ちたその時に前世を思い出し、ニート生活を望むスカルの涙と努力の物語。』

Skull

主人公は16年間誰とも話さなかった臆病な青年でした。卓越したライディング技術と危機回避能力を見出され、本人にとって想定外な方向へ想像が膨らんでいってしまった青年を描く二次創作です。主人公は平和的な日本人思考で、運んでいるが何か気付いていません。勘違い要素は主人公の楽観さと周囲の常識とのギャップにあると考えています。

楽観的に信じて罪を疑わない主人公が好きな人、信用されない不幸の後に報われるストーリーが好きな人におすすめです。

Komeiji’s Diary《完結》

原作:東方project、警告タグ:R-15, 残酷な描写, アンチ・ヘイト

こんにちは、古明地さとりです。残念ながら、現在はとある事情により地霊殿の主という面倒な役職につかされていますが、私はそんなに凄い妖怪ではありません。ただの、さとり妖怪です。私の妹の方がよっぽど優秀だったのですが、どうしてこうなってしまったのか、私には分かりません

▼ただ、日記というものは、本来自己を省みるために存在するのであって、決して人に読ませるものではありません。ですが、もし親しい人物の日記が置いてあったら、当然読みますよね?
しかし、書いた本人からすれば、日記とはいわば黒歴史の詰め合わせともいうべき存在なのです。そこのところ理解してくださいね?

Komeiji’s Diary《完結》

地霊殿の当主が地底を良くするために力を尽くし、全てを背負い込んでしまったヒューマンドラマです。古明地さとりの黒歴史といえるような内容で、勘違い要素は笑える代物ではありません。1周目と2周目で大きく印象を変わると保障します。

鮮やかな叙述トリックが好きな人、勘違いの行く果ての破滅が好きな人へおすすめです。

東方従者伝―瀟洒の妹―

原作:東方Project、警告タグ:オリ主, 残酷な描写

十六夜白夜は、己が幸運なのか不運なのか、俄かに判断できずにいた。
吸血鬼の当主、悪魔の妹(主人)、動かない大図書館、同僚の小悪魔、姉貴分の門番、そして何より「瀟洒な」実姉。
これだけのメンバーの中にあって、自分の何と凡人なことか。
だと言うのに、当主の我侭に振り回されるわ妹主人に殺されかけるわ、大図書館に勉強させられるわ小悪魔から危険な視線を感じるわ、あと門番は天然だわ……。
まったくもってナンセンスであり、白夜は今日も遺憾の意を表明し続ける――――心の中で、声に出さずに、静かに、誰にも言わずに。

時は不明、舞台は神と妖怪と人間が共存する理想郷――<幻想郷>
仕事と厄介事と、それから時々の異変の中で、十六夜白夜は今日も紅魔館で超人相手に奮闘しています。
おそらく、たぶん、きっと、メイビー。

この物語は、外見と中身の間に凄まじいまでのギャップを抱える吸血鬼の従者少女が、勘違いと勢いの中で過ごす一日を描く物語である。
答えは全て、沈黙の仮面の内側に。
これは、そんな物語――――。

東方従者伝―瀟洒の妹―

同じ『時間』に生きながら、別の『時』に生きる咲夜の妹を描いたファンタジー作品です。プロローグの作風と沈黙の仮面からシリアスな雰囲気を感じさせる本作。勘違い要素は主人公の捉え方に起因しています。嫌われていると思っていても何かと好かれている、愛されていることに主人公は気づきません。

可能性に満ちた不完全な少女を愛する方、幻想郷の受け入れる姿勢が好きな方におすすめします。

魔法少女さとり☆マギカ

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原作:魔法少女まどか☆マギカ、警告タグ:残酷な描写, クロスオーバー

さとり「……いや、ここどこよ」

古明地さとりがまどマギの世界に行くだけの小説。果たしてさとりは世界の終わりを回避できるのか!?

魔法少女さとり☆マギカ

心を読める少女が裏目を選び続けながらも世界を救う、東方projectとのクロスオーバーです。人間や魔法少女と妖怪の考え方の違い(勘違い)が色濃く現れています。魔法少女と明確に対立し、最後まで互いを理解しませんでした。

原作で報われなかった魔法少女のハッピーエンドが見たい、悪役に徹する主人公が見たい人に触れてほしいと考えています。

まとめ:勘違い要素は小説を盛り上げる秘密兵器である

投稿小説で「笑える場面」のいい例といえるのが、勘違いネタです。今回は勘違いタグのある作品から名作10編を選びました。勘違いには「予想外の驚き」や「コミカルな効果」を演出できるメリットがあります。コメディからシリアスな叙述まで、幅広い勘違い作品を選出したと考えています。

小説サイトの名作をさらに探したいという方は、是非こちらも読んでみてください。勘違いコメディだけでなく、様々な小説が集結しています。

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