【ヒカルの碁_二次創作紹介】女子高生に生まれ変わったヒカルは佐為と打ちたい

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寛喜堂秀介による『女子高生に生まれ変わったヒカルは佐為と打ちたい』の感想・紹介記事です。

女子高生に逆行転生した主人公がもう一度佐為と対局するために行動し、過去を歪めてしまうコメディです。傍から見れば複雑な人間関係と、登場人物の囲碁へ一途な思いが魅力的な作品でした。

小説情報

小説データ

URL:https://syosetu.org/novel/294594/
作者:寛喜堂秀介
警告タグ:オリ主, 転生, 性転換
話数(2022/09/29):19話、66,960文字
UA(2022/09/29):307,091

あらすじ

気がつけば過去の時代。
女子高生に生まれ変わった進藤ヒカルは、佐為と対局するため、小学生のヒカルをつけねらう。
ショタコン女子高生の完成である。

主要登場人物

日宮ゆかり

北斗杯終了(原作完結)時点の進藤ヒカルの記憶を持った女子高生。中身が中卒ギリギリだったので学力はお察し。

佐為の復活を察知し即行動。数々の原作崩壊を招いた。

囲碁が好き。

進藤ヒカル

原作の主人公。原作では佐為に憑かれた後、2年近くかけて徐々に惹かれていった。

本作では近所のお姉さんの影響で最初からどっぷりハマる。お陰様で院生にならず、プロ試験全勝を成し遂げてしまった

囲碁が好き。

藤原佐為

平安時代の天才的な囲碁打ち。未練から囲碁盤に宿っていた。ヒカルに憑き、現代囲碁を知る中で成長していく。

ヒカルの近所のお姉さんとはよく打つ関係。定期的に打つ相手がいて嬉しい。

囲碁が好き。

原作:ヒカルの碁

週刊少年ジャンプで1999年から2003年に連載された囲碁漫画。天才囲碁棋士の霊との出会いをきっかけに、「神の一手」を目指していく。

囲碁という少年誌では異色の題材が特徴。女流棋士監修+日本棋院協力ということで、背景や譜面もしっかりとしている。

ストーリーPickup

今度こそ最後まで

ヒカルの碁原作において、佐為は15巻で成仏してしまいます。突然の離別にヒカルは大いに動揺し、囲碁を辞めてまで彼を探しに旅に出ました。周りに救われ新たな誓いを定めた後も、彼を忘れることは決してありません。

神の一手を目指す。信念は近所のお姉さん、日宮ゆかりになっても変わりませんでした。ゆかりは復活を察知した瞬間から動き出します。

今度こそ最後まで佐為と打ち続けるために

間違った距離感

日宮ゆかりにとって、進藤ヒカルは過去の自分です。趣味趣向は全て知っています。いつ遭遇し、どう接触すれば、ヒカルを連れ出して佐為と戦えるか。行動範囲やタイミングを完璧に把握していました。そして行動できる実行力もゆかりは兼ね備えています。

周りから見て、進藤ヒカルは小学生男子です。特筆すべきこともない一人っ子でした。

的確に出会い、飲食店へ連れまわし、小学生に金を貢ぐ姿は果たしてどう見えるでしょうか。本作は感性のズレが魅力だと考えています。

存在しない痴情のもつれ

日宮ゆかりは恋愛を知りません。小学生男子に近い発想とも地の文で書かれています。強いていえば、一棋士として佐為を尊敬しているくらいです。(佐為の戦えるネット環境のために)家に上げたり、夏休み中一緒にいたりしましたが、進藤ヒカルに恋するわけがありませんでした。

一方で彼女(の棋力)に惹かれた男性もいました。前世でプロになり、今世で佐為と何度も対戦していったことで、プロ上位の実力に達していました。

進藤ヒカルは(棋力を)振り向いてもらうことを目標として、特訓を積みました。緒方精次九段は(対局を)情熱的にアプローチしました。元名人塔矢行洋は(囲碁の本場である)中国へ共に旅行に行く計画を立てていました。

傍から見れば複雑骨折した人間関係。実際は登場人物全員が囲碁バカなだけでした。

まとめ

  • オリ主など警告タグ要素はほとんどなし
  • 過去の自分を攻略している女子高生
  • 傍から見れば複雑な恋愛模様
  • 登場人物が囲碁を愛していることが伝わってくる作品
  • 一緒に神の一手を目指し続けられる幸せな世界

藤原佐為と塔矢行洋の対局結果が変わり、佐為のいる日常が続いていきました。そして前世の時期を過ぎても、彼は現世にいてくれました。

寛喜堂秀介による『女子高生に生まれ変わったヒカルは佐為と打ちたい』の感想・紹介記事でした。ゆかりは転生した意義を果たし、佐為の消滅は避けられました。外伝含めて66,960文字と短いコメディ作品ながら、人間関係の変化と囲碁への愛情を書ききっています。原作を知っている人、恋愛模様の勘違いが好きな人へ薦められる小説でした。

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