【RTA_二次創作紹介】【WR】がっこうぐらしRTA_全員生存ルート【完結】

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本記事はアサルトゲーマー様作、「【WR】がっこうぐらしRTA_全員生存ルート【完結】」の紹介記事です。原作を元にした疑似ゲームRTAの発端となった作品となっています。また、ストーリーは見えているものの違いが要となっています。

この作品は〇〇小説として描けるのか、仕様書の一案として役立てれば幸いです。

RTA小説のまとめ記事です。
RTA小説の特色とおすすめについて
「RTA小説」「RTA風小説」といったジャンルが、一時期二次創作小説界隈で流行っておりました。走者は原作を踏襲しつつ、より速く目的を達成しようと目指します。その中でのテクニックのユーモアさや周りの人との認識の違い(すれ違い)が魅力だと考えています。 本記事では「RTAと通常攻略の違い」をスタート地点としてRTA小説の特徴をまとめて、具体的な作品名を載せていく方針です。

 

小説情報

小説データ

URL:https://syosetu.org/novel/204792/
作者:アサルトゲーマー
警告タグ:R-15, オリ主, 残酷な描写, 憑依, クロスオーバー
話数(2022/01/21):20話、65,857文字
UA(2021/01/21):545,568

あらすじ

全員救う(全員とは言ってない)RTAはーじまーるよー。

乱数沢山、チャート分岐多数の神ゲー「がっこうぐらし!」。しかし、何故かRTAが投稿されていなかった。

今回は盲目の少女雪野しずくを操作して、主要人物全員を生かしたまま高校を脱出することをレギュレーションとした。

主要登場人物

雪野しずく:しずく

本作のオリジナルキャラクター(レアキャラ)。黒髪ボブの平均的身長、瘦せ型の高校三年生。目は見えないので、耳で空間把握を行っている。

得意スキルは「合気道」、かれらへの殺意は高い。

異常な持久力に対して、体力や筋力はカス性能。

丈槍由紀:ゆき

猫耳帽子をかぶったピンク髪の女の子。体力や戦闘力が低い代わりに探索技能に優れる。また、癒し効果もあるが、由紀の状態次第では逆作用する場合も。

本作では誰も失っていないので幻覚は見えていない。方針次第ではゆき以外も現実逃避を始める。

幼く見えるが高校三年生である。

恵飛須沢胡桃:くるみ

濃紺色のツインテール、八重歯が特徴の子。基礎体力が異常に高く、実況者からは「ゴリラ」扱いをされる。

汚れ仕事も積極的に行ってくれ、精神も病みにくい、非常に優れた性能。このルートだと彼女の闇が溢れる元凶が不在なのも大きい。

若狭悠里:りーさん

こげ茶色のストレートロングヘアーの先輩。調理や家計簿を担当している。内政能力に秀でている。

精神値(SAN)の脆さが半分ほどなのが致命的な問題。塞ぎこんだり、人形と会話したり、自死したり、ヤンデレと化したり……バリエーション豊かな発狂がプレイヤーを襲ってくる。

柚村貴依:たかえ、チョーカーさん

ゆきのお友達。チョーカーを首に着けているからチョーカーさん。

1日目~3日目にトイレの個室に閉じこもっている彼女を救出することが可能。学校中のトイレのいずれかに出現し、日が経つごとに生存率は低下していく。また、安全な場所について証拠を見せなければ、彼女はトイレから出てきてくれない。

人と話をすることが得意で、ゆきと一緒にグループ内の精神値回復に貢献してくれる。

祠堂圭:けい

特定の日の夜に巡ヶ丘駅に向かうことで助けることができる。足を怪我しているため、移動速度が壊滅的。しかし、音楽への造詣の深さやピアノ演奏は、脱出において役立つ。

直樹美紀:みーくん

リバーシティ・トロン(ショッピングモール)に行くことで助けられる。青色の瞳でパールホワイトのショートヘアーをしており、ややボーイッシュな外見。

クールかつ毒舌家で、先輩やプレイヤー相手でも毒を吐く。裏を返せば、現実を見てコメントしてくれるため助けられることもある。

佐倉慈:めぐねえ

国語教諭、生徒からめぐねえと呼ばれているほど生徒に愛されている。7日目(あめのひ)に分岐があり、本作では助けることができる。

車も運転でき性能は高いのだが、人一倍優しすぎるためかれらを傷つけることができない。また、精神も低めである。状況次第では覚醒するが、再現性がない。

用語集

巡ヶ丘学院高校

「学生の自立独立」を校風とした私立高校。発電施設、屋上菜園、浄水設備、地下のシェルターなどライフラインが充実し過ぎている。屋上に立てこもった少女らが2週間以上に渡って生活できた要因の1つ。

かれら

謎の感染症によって、理性を失った人。いわゆるゾンビ。噛まれることによって感染するとされるが……。

音や光に反応する、無意識に日常を繰り返すなど。人の性質に近い。なぜかよく燃える

QTE

Quick Timer Eventの略称。画面に表示された特定のボタンやキーを時間内に入力するイベントの一種である。

本作では対かれらの合気道に使われている。失敗すればゲームオーバー(=再走)なので、成功率は100%である。

職員用緊急避難マニュアル

ゾンビ化させる災禍を予測して、緊急避難先を定めている文書。ランダルコーポレーションと深い関わりにあり、卒業するためには誰かが読まなくてはならない。

がっこうぐらしRTAにおいては、精神(SAN値)を大幅に削るアイテムである。なにせ、この災害が人為的に起こされたものであり、プロジェクトに教員が関わっていたことを示しているのだから。

ストーリーPickup

以下、ネタバレ注意です。

ゲーム「がっこうぐらし!」仕様書

ゲーム「がっこうぐらし!」の高校編は、事件発生から学校脱出を目的としたゲームです。キャラクリエイトや分岐、イベントの豊富さが魅力とされています。

キャラクリエイト、レベルアップについて

1.キャラクター名を入力。自分で作ることもできるが、入力速度+経歴生成速度を考慮してランダム生成が選ばれた。また、この段階で初期スキルが決定される。

2.技能ポイントの割り振り。「体力(HP)」「筋力(戦闘力)」「持久力(スタミナ)」「知力(クラフト能力)」「直感(危険察知)」の5種類を割り振る。

3.経験値が一定値入るとレベルアップし、技能およびスキルにポイントを振ることができる。

時系列について

1.初期位置はランダムで決定、時間経過(放課後)でアウトブレイクが発生する。なお、ルート次第ではショッピングモールなどにスポーンすることもあり、この場合全員生存脱出が困難となる。

2.アウトブレイク開始後、(学園内にいる場合)プレイヤーは屋上を目指すこととなる。かれらの侵入を妨害した後、1日目は屋上で夜を過ごすこととなる。

3.初日~3日目、ランダムな女子トイレに柚村貴依が隠れている。条件を満たし屋上へ誘導することでメンバーに加えられる。生存日数は何階のトイレに潜んでいるかに左右される。

4.2日目以降は生存圏の確保、食料補充、メンバーとの交流などを行うことができる。ただし、無謀な行動を取り続けると信用度が下がり、紐で結ばれ行動を制限されてしまう。※〇日目限定イベントあり

5.7日目に雨が降り、かれらが高校に軍を成して現れる(あめのひ)。とあるイベントを起こすか、誰かが犠牲となるまで終了しない。

6.8日目以降、「おてがみ」イベントが発生する。脱出イベントが発生するための必須条件。取った方法によって、一定日時後に脱出イベントが引き起こされる。

7.〇日目、ラジオで祠堂圭から救難信号が入る。当日の夜中に駅へ向かうことで彼女を救出することができる。日時はランダムであり、正確な日時を知るためにはラジオの修理が必要である。

8.一定日時後、物資の補給のため「えんそく」が行われる。このイベントに成功することで、直樹美紀と太郎丸(犬)を助けられる。運転免許証を持った人物(めぐねえもしくはプレイヤー)を遠足組にいれることが望ましい。

9.原作通り学園生活部を結成するためには、1人以上の精神が傷ついている必要がある。普通の部活動には教員の承認が求められるが、大人不在でも設立できる。

10.「おてがみ」から一定期間後、豪雨が起こり脱出イベントが強制的に起動する。第一段階では「あめのひ」同様かれらがラッシュで襲ってくる。さらに、自家発電機が壊れ停電してしまう。第二段階では、ヘリコプターが高校に突撃したことで火災が発生する。火が収まるまで地下に逃げ込まなければならない。しかし、地下の存在を知るためには「職員用緊急避難マニュアル」を読む必要がある。

恵まれた環境

学園籠城は順調そのものでした。人工発電のおかげで暖かいものを食べられ、売店や食堂が上の階にあったから、生物が腐る前に回収できました。水道設備も揃っており、屋上の新鮮な野菜も収穫時期でした。

とはいえ、ずっと屋上に籠ることはできません。売店の資源にも限りはあり、閉じこもっていると気分も凹んできます。ゲーム視点でも、レベルを上げなければ詰むでしょう。故に下の階へバリケードを広げていくことになります。

見えていないから

本作の操作キャラクター雪野しずくは、能力に秀でている代わりに盲目です。普段は耳で周りを認識していますが、本が見えなかったり騒音(防犯ブザーや雷、サイレンなど)に物凄く弱かったりします。

目が見えないから、かれらの血を気にせず戦うことができます。効率の良い手段を躊躇うことなく下すことができました。だから、周りにとって彼女は強いと称されています。

なぜ、彼女はかれらと人間の違いを知っていたのでしょうか。

まとめ:新規ジャンルの開拓

本作はRTA小説の分野において、ゲームと関係ない作品を開拓しました。そして数々の後継者を生み、他作品にもスタイルが広まっていきました。

小説パートでは、走者とキャラクターの思想の違い、しずくと学園生活部との景色の違いといった「見えているもの」の差が物語の焦点となっていました。

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