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Audible解約のポイントと解約後の注意点を解説
Amazonが手掛けるAudibleは、12万冊以上の朗読作品を読み放題サービスで備えています。
バリエーションも豊かで、時短を意識する近年において拡大しつつあります。
- 月額1.500円が想像以上に負担になっている
- 聴く時間が思うように取れない
- オーディオブック作品に向いていない気がする
- Youtubeなどの知識で満足してしまった
- 他社サービスに乗り換えたい
しかし、上のような理由で自分には合わなかったケースもあるでしょう。
Audibleは解約できない詐欺まがいの商品とは違います。
ブラウザ版なら導線がしっかりしており、簡単3STEPで解約することができます。
忙しくて使えない人向けの休会制度まで設けていました。
本記事では解約するメリット・デメリット、および解約関係の注意事項をまとめています。
Audibleでは読み放題サービス会員サービスから『退会する』と表記しています。
参考:退会方法を教えてください―Audibleヘルプセンター
しかし、検索者の大半が『解約』で検索しているため、本記事では以下『解約』で統一します。
解約方法を知ってから無料体験を始める慎重な人向けのリンク
目次
Audibleを解約(退会)する前に
本項目では解約する前に知っておきたい情報をまとめています。再入会は何時でもできますが、気を付けて欲しい点もいくつかあるので注目です。
忙しい人向け、Audibleの休会制度
もしあなたが一時的に忙しくて利用できないだけの場合は休会制度が役立ちます。
Audibleの休会制度は最大3か月まで、1か月単位で支払いを止めるサービスです。12か月に1度だけ使うことができ、期限が切れ次第自動的に振込が再開されます。
休会期間中は、当然ながら聴き放題作品を聴くことはできません。では休会が解約(退会)と比べてどこが優れているのでしょうか。
答えは『買い切り作品の割引』です。
Audibleでは聴き放題対象作品以外にも朗読作品が数多くあります。そのとき会員であれば30%オフで購入可能です。解約するとこの権利も消失しますが、休会であれば権利を維持することができます。
もちろん、3ヶ月以上忙しくなってしまったのに、自動的に振り込まれてしまうデメリットも考えなければなりません。
これを考えると、一時的に忙しい時期に入り、かつ買い切り作品を時折購入する人向けのサービスといえます。
Audibleを解約するメリット・デメリット
Audibleとしてのメリット・デメリットは次のようになっています。
メリット・デメリットから特に大きなものを1つずつ紹介します。
Audibleが独自に誇る一番のメリットは冊数の多さです。読み放題だけで12万冊以上、買い切り型のものも含めると冊数は更に増えます。
ジャンルは文学作品やビジネス・自己啓発が中心になっていますが、多彩なジャンルが揃っていました。(下表は2023/11/23時点、タイトル数降順)
カテゴリ | タイトル数 |
ミステリー・スリラー・サスペンス | 76,178 |
SF・ファンタジー | 69,751 |
文学・フィクション | 68,709 |
ビジネス・キャリア | 66,415 |
エンターテインメント・アート | 65,727 |
資産・金融 | 64,594 |
政治学・社会科学 | 64,102 |
絵本・児童書 | 63,859 |
自伝・回顧録 | 62,565 |
宗教・スピリチュアル | 62,557 |
官能・ロマンス | 61,786 |
自己啓発・人間関係・子育て | 61,326 |
コメディー・落語 | 57,478 |
スポーツ・アウトドア | 53,695 |
アダルト | 34,882 |
ティーン | 26,214 |
旅行・観光 | 16,323 |
ホーム・ガーデン | 13,376 |
LGBT | 10,441 |
コンピュータ・テクノロジー | 4,162 |
ライトノベル | 1,691 |
Audible、というよりオーディオブック全体のデメリットとして一冊を聴き切るまでの長さが挙げられます。
背景から要点まで全てを読んでくれているため、1冊に5時間以上かかることもざらにありました。
ビジネス書目的であれば、Youtubeで様々な人が要約動画を挙げています。動画は20分程度で要点をつかめ、なおかつながら作業で聴くことができます。
CMが挟まる問題も、Audibleより安いYoutubeプレミアムで解決してしまいます。
とはいえきちんと理解するという点において、Audibleが優れているのは間違いありません。
文章作品の場合、感想記事が様々なサイトに転がっており、簡単に概略はつかめてしまいます。
またKindle Unlimitedなど電子書籍サービスを利用すれば、半分以下の時間で読み切ることができるでしょう。
しかし、作業と並行するながら読書として、Audibleのポジションは確かにあります。
これらメリット・デメリットを踏まえたうえで、やはり必要ないと考えた方は次の項目で休会制度を説明します。
- 月額1.500円が想像以上に負担になっている
- 聴く時間が思うように取れない
- オーディオブック作品に向いていない気がする
- Youtubeなどの知識で満足してしまった
- 他社サービスに乗り換えたい
Audibleの解約方法と手順
ここからはAudibleの解約手順を紹介します。注意事項として、主にiPhoneアプリを使用しているユーザーもブラウザ版を用いて行うことになります。
STEP0 PCサイト版へ移動する
スマートフォンユーザーの場合、事前にPCサイト版に移動しなければなりません。方法はいたって簡単で、トップページから下にスクロールしていってください。フッターメニューの一番下に『PCサイト』があるので、クリックすれば移動できます。
STEP1 トップページ右上『○○さん、こんにちは!』(お問い合わせ左)→アカウントサービスをクリック
STEP2 会員タイプ左下に小さくある『退会手続きへ』をクリック
STEP3 誘惑を振り切る
Audible(Amazon)も営利企業であり、会員登録を止めて欲しくはありません。そのため、おすすめの作品を提示することで、もっと読みたいと思わせてきます。また簡易的なアンケート、休会制度の利用といった何度もクリックさせるハードルも用意していました。
しかし、あなたは解約することを決めたはずです。ためらわず『このまま退会手続きを行う』をクリックしていきましょう。
解約時の注意点
アプリ削除やログアウトでは解約にならない
Audible からの解約には、アプリの削除やログアウトだけでなく、公式ウェブサイト上からの手続きが別途必要です。
アプリを削除しても会員状態が自動解除されることはなく、課金も解約前と変わりません。アカウントページの解約フォームから手続きを取らないと、実際に退会データが反映されないのでご注意ください。
再入会自体は可能だが無料期間は1年間もらえない
会員タイプの欄に『会員登録する』のボタンがあるように、利用できなくなった直後から会員登録をし直すことができます。ただし、一度ログアウトして無料会員登録をしようとすると、下の画面が出て止められます。
この制約はAudible公式によると、12か月後に回復するとされていました。永続的に無料体験をすることを妨げつつ、生活が変わったときにもう一度試す機会が貰える。
裕福なAmazonらしい優しさをみました。
(キャンペーンで加入した人向け)その月までしか利用できない
『Audible 3ヶ月 無料』で検索している人がいるように、Audibleは年1回Amazon prime会員限定で3ヶ月の無料体験キャンペーンを開いています。またAmazon prime会員でなくとも利用できる2ヶ月の無料体験も年に何度か開催していました。
しかし、Audibleの解約は契約をその月までにする制度です。そのため、キャンペーンで契約して直後に解約すると1ヶ月しか無料で体験できません。
サブスクリプションは直後に解約すればお得である。そういった情報に引っかからないよう注意してください。
キャンペーン開催期間 | 無料期間 |
---|---|
2023年 9月中旬〜10月3日 | 2ヶ月 |
2023年 6月21日~7月18日 | 3ヶ月 |
2023年 4月12日~5月9日 | 2ヶ月 |
2023年 2月1日~2月28日 | 2ヶ月 |
2022年 11月15日~12月26日 | 2ヶ月(+100 point) |
2022年 8月30日~10月12日 | 2ヶ月 |
2022年 6月15日~7月25日 | 3ヶ月 |
2022年 4月5日~5月11日 | 2ヶ月 |
2021年 11月18日〜12月14日 | 2ヶ月 |
2021年 9月~10月 | 2ヶ月 |
2021年 5月27日〜6月29日 | 3ヶ月 |
Audibleの解約後もできること、できないこと
Audibleの解約後もできること
一度購入した作品であれば、ダウンロードしていなくてもいつでも聴き返せます。定期期間中に割り引かれた30%も払う必要はありません。
ただしAmazonアカウントを削除した場合は利用できない点に注意です。
Audibleの解約後にできないこと
逆に定期期間中にダウンロードした作品は、たとえオフライン再生であっても期間外には視聴できません。また、30%の割引も使えなくなるため、定価で購入しなければなりません。
もしお気に入りの朗読作品が1~2冊見つかった場合、無料期間内に買っておくことをおすすめします。
まとめ:Audible解約のポイントと解約後の注意点
Amazonが手掛けるAudibleは、12万冊以上の朗読作品を読み放題サービスで備えています。バリエーションも豊かで、時短を意識する近年において拡大しつつあります。
しかし、世間の流行と自分に合っているかどうかは別の問題です。下のような理由で解約したくなることも理解できます。
- 月額1.500円が想像以上に負担になっている
- 聴く時間が思うように取れない
- オーディオブック作品に向いていない気がする
- Youtubeなどの知識で満足してしまった
- 他社サービスに乗り換えたい
Audibleを解約する際のポイントは、アプリの削除やログアウトではなく、公式サイトからの手続きが必要だということです。
会員ページの解約フォームから退会処理をしないと、自動的には解約が成立しません。
また解約後も、聞き放題会員期間中にダウンロードしたタイトルは有効期限内であれば引き続き利用が可能です。
一方、購入したタイトルであればAmazonを解約しない限りいつでも聴くことができます。
もしとっておきの1冊だけ残しておきたい場合は、入会期間内の30%オフの間に買っておくことをおすすめします。
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