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【2024.6完結済】ハーメルン中心 艦これssおすすめ10選
「艦隊これくしょん -艦これ-」(以下、艦これ)は史実をベースとした魅力的なキャラクターが特長のブラウザゲームです。
本記事では提督2年目の筆者が、ハーメルンに投稿されていた中から、艦これ原作の完結済ssを10作品厳選して紹介します。
目次
艦隊これくしょん(艦これ)とは
「艦隊これくしょん -艦これ-」(以下、艦これ)は、第二次世界大戦時の日本の軍艦をモチーフにした「艦娘(かんむす)」と呼ばれるキャラクターたちを育成し、敵艦隊との戦いに挑むブラウザゲームです。
2013年のサービス開始以来、その個性的なキャラクターと奥深いゲームシステムが人気を博し、アニメ化や映画化など幅広いメディアミックス展開もされています。
艦これの魅力として、以下のような点が挙げられます。
- 史実をベースにした世界観とキャラクター:軍艦の擬人化という斬新な設定ながらも、史実を反映した能力やエピソードが散りばめられており、歴史ファンも楽しめる内容となっています。
- 魅力的なキャラクターと美麗なイラスト: 個性豊かな艦娘たちは、人気イラストレーターによって描かれた美麗なイラストで表現されています。自分だけの艦隊を編成し、お気に入りの艦娘を育成する楽しみがあります。
- 活発なコミュニティ: プレイヤー同士の交流も盛んで、攻略情報やイラストの共有など、様々な形でコミュニティが形成されています。
艦これの世界は、初心者にとってはやや複雑に感じるかもしれません。
しかし、オンライン上の攻略サイト(攻略wiki)などを参考にしながらプレイすることで、誰でも楽しめるゲームでもあります。
おすすめ艦これss10選
重傷を負ってから艦娘が過保護すぎる件
- 短編 23話、172,631文字
- 必須タグ:R-15 オリ主
深海棲艦の猛攻で重傷を負った提督が、再起してもダメ提督製造機たちにハーレムされるssです。
提督・艦娘の絆と男としての執念、これらによって主人公は死の淵から生還を果たしました。
しかし俺は舐めていた。
艦娘たちの想いの度合いというものを。
生きねば
提督を頑張らせないため。四六時中護衛が付くという事態が、仕事がいつの間にか消えていた事実が、彼の焦りを増していくのでした。
本作ははっきり言って甘いイチャイチャものです。
1~2話完結型ということもあり読みやすく、ある意味で提督の意志の強さを感じさせられるssでした。
僕が響になったから
- 連載(完結) 28話、102,918文字
- 必須タグ:オリ主 憑依 性転換
現実世界で響(ヴェールヌイ)になった男性が、知らず知らずのうちに影響を及ぼしていくssです。
財産も十分に残っておらず、働くにしても容姿が問題になる。工藤響18歳と名義を偽ってバイトを始めようとしました。
徐々に壮大になっていく世界観は、響として世界に適応していく恐ろしさもはらんでいました。
「いや、まったく現実感がないね。艦娘になって、自衛隊に入って、護衛艦を操る。世界が夢うつつの幻みたいだよ」
「なんだ、胡蝶の夢ってか?詩的だな」
クククとレ級が口を押えて笑う。私も自分の口角が上がっていることを自覚していた。
レ級の中身は暁
本作は憑依というより入れ替わり物に分類され、中身響の行方は最後に描かれました。
響ほのぼの可愛いやったーで一貫してる優しい世界の物語であり、ほのぼのを楽しみたい人向けのssです。
憑依系を書いてみようと思ったけど艦娘枠を削りたくないからどうしようかと迷ったらこうなった。
- 短編 1話、16,314文字
- 必須タグ:オリ主 憑依
陽炎の艤装に憑依してしまった主人公が、遠征部隊に落ちぶれた陽炎に光を灯すssです。
妖精さんと違い、陽炎としか主人公は話せません。
周りから不思議に見られても、息が合わなくて思うように動けなくとも、少女はその艤装を使い続けました。
短いながらも起承転結が為された物語であり、ハッピーエンド症候群の患者でも安心して見られるssです。
泣いている彼女を気遣う、優しい声はもう無い。あの頃あった艤装の暖かさは、もう二度と触れ得ない陽炎だ。
仄かな暖かさも、甘えるだけの自分も、わがままも、彼女はそこに置いた。
どこか辛そうな顔で佇む妹へと向き直り、真っ赤に腫れた目で陽炎が笑う。
北方の白き少女 Heart of the admiral
- 連載(完結) 25話、176,577文字
- 必須タグ:オリ主 転生 憑依 性転換
北方棲姫に憑依転生した主人公が、陰から艦娘たちを支援していくssです。
北方棲姫の身体ですが、深海棲艦から攻撃され、艦娘からも敵と認識されています。
それでも主人公は艦娘に憧れを感じて、艦娘を助け、より会える道を選ぶのでした。
結果少女は報われ、艦娘を助けた恩と沈没船の資材をお土産にトラック泊地(ミクロネシア連邦)に保護されます。
様々な障害を乗り越え、大本営に立場を認めてもらえるようになりました。
本作は深海棲艦でありつつ艦娘に寄与する珍しい展開で、ハッピーエンドが好きな人にも満足できる内容でした。
オレたち艦これ世界入行組
- 連載(完結) 36話、189,830文字
- 必須タグ:R-15 ボーイズラブ ガールズラブ 残酷な描写 アンチ・ヘイト 転生 憑依 性転換 クロスオーバー
様々な世界観で艦娘になってしまった転生者たちを描く、スレ形式の単発型ssです。
- 艦娘志願兵の現地人
- ひたすら深海棲艦を倒すだけの世紀末世界の住民
- 漂流してお山の大賞となった幸運艦
- 提督に異常に惚れてしまった元提督の艦娘
上のは一例で、1話あたり1~2人の相談を提督スレ住民が答えていく形式となっています。
原作のキャラクター崩壊を恐れず、キャラクターの濃さとコメディを求めているならばおすすめのssでした。
島風の唄
- 連載(完結) 93話、888,779文字
- 必須タグ:R-15 オリ主 残酷な描写 憑依 性転換 クロスオーバー
駆逐艦島風として無人島に放り出された主人公が、シマカゼとして島風を演じる長編二次創作です。
最初から艦これの記憶だけでなく、島風の記憶も引き継いでしまう。
恐怖と困惑の末に少女は両方を受け継ぎ、ヒーローらしいシマカゼになると決意しました。
高速修復材のある島だったから朝潮を救うことができ、無人島生活の知識が鎮守府への道を切り開きました。
速度を活かしてキックで立ち回るシマカゼは独自性が高く、本編の艦娘通しても唯一の戦い方です。
唄、とは短歌を指す。
ばらして、短い歌。
島風自身の生まれてから沈むまでは非常に短かった。シマカゼがシマカゼとして戦っていたのも、半年にもみたない期間。
最終話 シマカゼの唄
短くも濃密な歌だった。
本作でシマカゼが戦っていた期間は半年以下です。
その間に自分の道しるべを探し出し、この世界・艦娘に課せられた輪廻を断ち切りました。
レ級がラスボスなことに時代を感じさせながら、かっこいい島風が見られる転生作品でした。
駆逐艦雪風の業務日誌
- 連載(完結) 22話、394,089文字
- 必須タグ:R-15 ガールズラブ オリ主 残酷な描写
優秀な兄に先立たれ提督になった主人公による、All30で建造された雪風の業務日誌への反応を楽しむssです。
その後も数々の幸運を果たしていくのですが、肝心のデスクワーク能力に長けた艦娘は現れません。
代わりに練度の高い艦娘が集っていって、数々の困難を乗り越えていきました。
――雪風の業務日誌
ぶっしをあつめにいきました。
なんとまちぶせをうけました。
てきがいっぱいおいかけてきました。
みんなでぎょらいをまいてにげました。
とってもとってもこわかったです。
でもゆうだちがいちばんこわいとおもいました。
――提督評価
お疲れ様でした。
皆さんの様子から、きっと激しい撤退戦を繰り広げていたのでしょうね。
もう少しその様子を詳しく書いてくださると助かります。
貴女達の実績を、この業務日誌を忠実に再現して私が上に提出する報告書を作成すると、
フィクション小説にならざるを得ない現状があります。
夕立さんとは喧嘩でもしてしまったのでしょうか?
貴女のことですから深刻な心配はしていませんが、長引くようでしたら相談してくださいね。
赤字経営の始まり
濃厚に描かれた戦闘描写と、ひらがなだらけの業務日記のギャップが特徴的なssです。
憑依時津風とほのぼの鎮守府
- 連載(完結) 24話、144,189文字
- 必須タグ:R-15 オリ主 憑依 性転換
気づいたら時津風になっていた主人公が、徐々に内面まで少女になっていくssです。
第1話から憑依転生して、体の変化を受け入れて、秘書艦になるというスピード感があります。
提督も時津風に一目ボレで、転生者という事実を知っても庇護欲が湧くだけです。
その後はほのぼのというタイトル通りに優しい展開が続いていき、提督との距離感も近づいていきました。
元男だとためらう残り1歩を踏み出させるため、提督の想いをルームメイトが画策しているシーンが個人的な好みでした。
精神が肉体に引っ張られていくタイプの作品が好き、甘々な成分を摂取したい人におすすめのssです。
私たちの話
- 連載(完結) 20話、126,509文字
- 必須タグ:R-15 残酷な描写
戦争は終わっても戦争の傷は癒えない、終戦後の艦娘たちのその後を追ったssです。
筆者の加賀は終戦して除籍された後も20年に渡りライター業を続けています。
娘ができても心に残っている情景は、かつての戦争時のもので、作風に如実に出てしまっていました。
乾季のパラオで、当てどなく車を走らせる長門。戦地から作家たちにファンレターを送り続けた古鷹。排他的な信仰に生きる響。南ドイツの片田舎出身で騙されやすいグラーフ・ツェッペリン。右腕を失って一線を退いてから変わってしまった那智。矛盾を抱えた刹那主義者の時雨……。
二十年前に終戦、講和を迎えた深海棲艦との戦争に艦娘「加賀」として従軍した著者が、かつての戦友たちの思い出や、記録に埋もれてしまったあの戦争の記憶を物語る回想録。
あらすじより
終戦後のほのぼのよりも独特のリアリティを楽しみたい人に向けられたssです。
TS志願兵艦娘が正式に採用されるまで
- 連載(完結) 25話、117,418文字
- 必須タグ:R-15 オリ主 残酷な描写 アンチ・ヘイト 性転換
度重なる採用面接に落ちる中、重巡洋艦の適性があった主人公が、Prinz Eugenになっていくssです。
人間が転換処置を受けることで艦娘になれる世界観で、様々な事情を抱えた人が艦娘として第二の生を送ろうとしています。
本作は艦娘として働く姿ではなく、艦娘養成所で訓練していく様子が描かれていきました。
「でも自分の記憶や人格を捨ててまで得られる『理想の今』は…本当に幸福なのでしょうか?」
継承
改装によって魂が浸食されるて口調などが同化することといい、かなり独自性の高いssといえました。
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