【雑記】『負けヒロインが多すぎる!』の聖地巡礼同人誌が売り切れていたという話

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当ブログは二次創作小説やライトノベルなどの感想記事を中心に書いています。コミックマーケットや同人誌といった文化に置いていかれている中、面白そうなものが出て売り切れていた。そんな小さな虚しさはともかく、同人界隈として珍しいエピソードを紹介したくて書いています

目次

筆者のTwitterが同人誌のレビューを応援するまで

起:KEIHI先生の同人誌

元ネタとなったライトノベル『負けヒロインが多すぎる!』は愛知県の豊橋市を舞台としています。

豊橋は愛知だけど名古屋じゃない。歴史も名産品も観光スポットも全然違います。とはいえ豊橋を舞台にしたライトノベルは中々ありません。故に聖地巡礼本が出ること自体が奇跡なのです。

サンプルページを見ても質の高さが伺えます。

2023年4月に行われていた、豊橋駅での人気投票。当時は連絡通路やエスカレーター横にもポスターが貼ってありました。しかし、一定金額以上の購入が条件で票を入れにくかった記憶が残っています。

豊橋駅に隣接するビル、カルミアの中にも触れられています。わざわざ食べて取材しているあたりに八奈見らしさを感じました。

八奈見杏奈:『負けヒロインが多すぎる!』のメインヒロイン。やけ食いで借金を主人公にするくらい、食べることが大好きな女の子。
お値段は500円。同人誌の中でも相当に安いでしょう。そんな至高の同人誌は、筆者の想像以上に広がっていきました。

承:原作者に見つかる

『負けヒロインが多すぎる!』の原作者、雨森たきび先生は相当Twitterに投稿をしています。作者というより、東三河の宣伝担当なんじゃないかと思うくらいの活躍ぶりです。

売り出す前に捕捉され、コミケ直後の14日に購入しています。それもメロンブックス豊橋店の最後の一冊だったらしいです。聖地に置かれた分はわずか1日で売り切れてしまいました

同週に漫画版の2巻が発売されたこともあり、界隈はさらに盛り上がっていきます。

転:広がる聖地巡礼

MAKEINE walkerは地元民だけでなく、外からのファンにも届きました。Twitter上で続々と同人誌片手に観光した声が流れています。

精文館書店豊橋本店:豊橋駅から徒歩2~3分の書店。地元ではトップクラスに大きく、3階のライトノベルコーナーにはマケイン専用のスペースが設けられています。
閉まっていたクレープ屋Lodgerは、精文館とコンビニの間の道に入ったところにあります。素朴でお手頃な価格ということもあり、時間帯次第では行列ができているらしいです。

マッターホーン:1974年から続く、豊橋駅近くの洋菓子店。分かりやすいレビュー記事があったので、紹介しておきます。
豊橋のマッターホーンはどんなお店?(食べログマガジンで書きました)

いなり寿司:豊橋市のお隣、豊川市の名産品。豊川稲荷のお膝元で様々ないなり寿司が売られています。

ピレーネ:豊橋市にある和洋菓子のお店「ボンとらや」の代表商品。生クリームをスポンジ生地で挟んだだけというシンプルな設計をしています。
豊橋駅内で買いたい方へ、在来線側のホーム内に店を構えています。

愛知大学前駅:新豊橋駅から私鉄渥美線で行けるスポット。豊橋駅から新豊橋駅へ行く手段は、初心者だと間違えがちだと思っています。

長篠城跡:火縄銃が使われたとされる長篠の戦いの舞台。鳥居五右衛門が武田軍の拷問に耐えて時間を稼いでいる間に、織田・徳川連合軍が間に合ったとされています。

精文館本店のマクドナルド:イートインスペースが2解にあるタイプのお店。イラスト通り扉一つないため、匂いが漏れています。

結:1ヶ月で売り切れる

このラノ2023の投票が開始されたり、Audibleで配信開始されたりしている頃、遂にこの日が来ました。委託分の在庫切れです。

再販の予定もないそうです。……ダメもとで名古屋駅付近のメロンブックスを訪れましたが、既に売り切れていました。

まとめ:東三河の魅力が伝わることを願って

MAKEIN walkerはKEIHI先生による、『負けヒロインが多すぎる!』の聖地を紹介した同人誌です。原作者の雨森たきび先生に捕捉され、Twitter上で多くの巡礼報告がなされました。

東三河ならではの魅力が継続して伝わること、第2の聖地巡礼本が出ることを願って本記事を締めることとします。

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