2018-08

大衆小説

沢村光彦「コード・ブルー」”助けられなかった”を乗り越えて

誰かの願い事を叶えるため、願った人が忘れていたとしても目的へ満身する人がいました。そんなものを叶えたとしても誰からも祝福されず虚しさに囚われるだけではないか、と笑うもいるのでしょうか。だとしても彼は突き進むことを選びました。 脚本:林...
大衆小説

小さな疑問に囚われて、大きな様相を捕まえられずに

ふと小さな疑問が湧いたとき、そこばかりに視線が行ってしまい、いつの間にか森が見えなくなってしまうことがあります。文学にしても学問にしても、分からないところばっかり目を向けたせいで、つまらないと投げ出した経験はないでしょうか。 当記事は...
大衆小説

本多孝好「dele2」死者をどう覚えていたいか

亡くなった人の印象は生きた人に委ねられています。死者として蘇らないように封じ込めるのも1つの手であり、尊ぶことも権威のために利用することも許されます。自由な世間で、あなたは大切な故人をどう覚えていたいでしょうか。 本多孝好「dele2...
大衆小説

佐野哲也「君は月夜に光り輝く」君からの最後のお願い

「私のかわりに生きて、教えてください。この世界の隅々まで、たくさんのことを見て聞いて体験してください。そして、あなたの中に生き続ける私に、生きる意味を教え続けてください」 283ページより引用。 死の間際にいる人との出会いをきっかけ...
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