小説一覧

森見登美彦「ペンギン・ハイウェイ」少年は世界の果ての不思議に挑む

未知と既知が目まぐるしく変わる世界で、あなたは昨日のあなたよりも偉いと言い切れるでしょうか。今回紹介するのは森見登美彦作「ペンギン・ハイウェイ」です。子どもだからできた「現実に囚われない思考」が鍵となった、不思議にのめり込む研究者としての側面と平均を知らない小学生らしさの両方が合わさって魅力的に映る作品といえました。

居場所を欲した少女が抱いた”真摯さ”とは

事業を続けているうちに間違いなく世代を交代する機会は訪れます。もしあなたがいなくなっても、事業は回っていくでしょうか? 今回は岩崎夏海「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら」から、とある少女が自分なりに見つけた真摯さを取り上げていきます。

沢村光彦「コード・ブルー」”助けられなかった”を乗り越えて

誰かの願い事を叶えるため、願った人が忘れていたとしても目的へ満身する人がいました。「何の意味があるのか」周囲に笑われたとしても、彼は進み続けることを選びます。 脚本:林宏司、ノベライズ:沢村光彦「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―」のうち、今回は”藍沢耕作”に争点を当てて紹介していきました。

小さな疑問に囚われて、大きな様相を捕まえられずに

ふと小さな疑問が湧いたとき、そこばかりに視線が行ってしまい、いつの間にか森が見えなくなってしまうことがあります。当記事は原作:岩井俊二、著:大根仁「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」という作品を題材に、細部が気になった結果大筋が見えなくなった失敗談を語る記事となっています。

本多孝好「dele2」死者をどう覚えていたいか

亡くなった人の印象は生きた人に委ねられています。あなたは大切な故人をどう覚えていたいでしょうか。 本多孝好「dele2」は生と死をテーマとした小説、deleの続編です。依頼人が死んだとき、生きていたころに指定されていたデータを消し去る会社『dele.LIFE』が舞台となっています。

佐野哲也「君は月夜に光り輝く」君からの最後のお願い

死の間際にいる人との出会いをきっかけにして、主人公が成長する物語は数多くあります。 佐野哲也の「君は月夜に光り輝く」もまた、この問いへの1つの回答を示した作品でした。月夜に照らされて体が光る幻想的な光景と、死に憧れた青年に残した最後の願いが印象に残った小説です。

誉田哲也「世界でいちばん長い写真」広がる少年の世界

誉田哲也作「世界でいちばん長い写真」は中学3年生の少年が1つのものを追い求める成長物語です。何事にも無気力な人であっても”自分の好きなもの”が見つかったとたん、貫き通すことを選びました。まっすぐな姿に徐々に共感を覚えるようになり、好きを押し通す勇気をもらえる作品でした。

新谷亜貴子「ゆずりは」人はなぜ死ぬのか

本記事は新谷亜貴子作「ゆずりは」の紹介記事になっています。残された人ができる最後のことである葬儀を全うするために働いている人たちの物語です。死に近い職場の人間が導いた死の意味、血は繋がっていない義理の親子の愛情について描かれていました。

柚月裕子「盤上の向日葵」将棋に生きた天才の最期

将棋とともに生きた棋士の失敗と答えを記した、柚月裕子「盤上の向日葵」の紹介記事です。上条桂介の追憶と警官の捜索がリンクすることで、読者に疑問への解答が示されていく流れになっています。人と人との1対1の関係性、「「できない」という無常観」がしきりに描かれた作品でした。

森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」不思議の中で君を追う

 知らないことからくる『不思議』という感情は色々な所にあります。それは一時の感情で、いつの間にか忘れていることも多いのですが。  この記事では森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」の紹介記事になります。先輩が超常現象に好かれた後輩を追う一年を描いた恋愛作品です。偶然のご都合主義で対面する2人と、一歩を踏み出せない彼の思いが印象的な作品でした。

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